にんべんに奇の漢字「倚」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
にんべんに奇の漢字「倚」の読み方
漢字 | 倚 |
---|---|
音読み | イ・キ |
訓読み | たの(む)・よ(る) |
にんべんに奇の漢字「倚」の読み方は音読みだとイ・キ、訓読みだとたの(む)・よ(る)です。人名には使えない漢字。
また、人に「倚」を説明するときはにんべんに奇数や奇跡のきで伝わるでしょう。変換するときは「いおん」で出して音を消すといいです。
それでは、「倚」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
人を表す「亻」と不安定に立つことを表す「奇」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「亻」と音を表す「奇」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
たのむ・よりかかる・起因する・不思議
「倚」を含む熟語
「倚」を含む熟語は「倚音」や「倚門」、「倚り懸る」などがあります。
倚音(いおん)
倚音は和音転換点や強拍部において、和音構成音に対して上または下に二度の位置を取り、二度進行して和声音に解決するもの。音楽用語です。
倚門(いもん)
倚門は門戸に寄り掛かること。門口に立って帰りを待つこと。
倚り懸る(よりかかる)
倚り懸るは寄り添ってもたれかかる。自分の力でなく、他を頼みにする。
まとめ
にんべんに奇の漢字「倚」の読み方は音読みのイ・キ、訓読みのたの(む)・よ(る)の4つがあります。人名には使えない漢字です。
会意兼形声文字で、意味はたのむ・よりかかる・起因する・不思議。「倚」を含む熟語は「倚音」や「倚門」、「倚り懸る」などがあります。
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