にんべんに衣の漢字「依」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
にんべんに衣の漢字「依」の読み方
漢字 | 依 |
---|---|
音読み | イ・エ |
訓読み | よ(る) |
人名読み | すけ・つぐ・より |
にんべんに衣の漢字「依」の読み方は音読みだとイ・エ、訓読みだとよ(る)、人名読みだとすけ・つぐ・よりです。
また、人に「依」を説明するときはにんべんに衣、依代のより、憑依のいで伝わるでしょう。変換するときは「よりしろ」や「ひょうい」で出してから前の漢字を消すといいです。
それでは、「依」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
人を表す「亻」と衣服を表す「衣」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「亻」と音を表す「衣」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
よる・よりかかる・たよる・したがう・そのまま
「依」を含む熟語
「依」を含む熟語は「依代」や「憑依」、「依怙贔屓」などがあります。
依代(よりしろ)
依代は神霊がよりつく対象物のこと。
憑依(ひょうい)
憑依は霊などが乗り移ること。
依怙贔屓(えこひいき)
依怙贔屓は自分の気に入った人だけに肩入れすること。
まとめ
にんべんに衣の漢字「依」の読み方は音読みのイ・エ、訓読みのよ(る)の3つがあり、他に人名読みですけ・つぐ・よりがあります。
会意兼形声文字で、意味はよる・よりかかる・たよる・したがう・そのまま。「依」を含む熟語は「依代」や「憑依」、「依怙贔屓」などがあります。
また、「依」の漢字をすぐに使いたい方はすぐ下の右にあるボタンからコピーしてください。