にんべんに田の読み方は?「佃」の5つの音読み訓読み

にんべんに田の漢字「佃」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。田3つの漢字「儡」は別の記事です。

記事の最後に「佃」の漢字をコピーできるボタンを用意しました。変換が面倒な方やすぐに使いたい人はご利用ください。

目次

にんべんに田の漢字「佃」の読み方

漢字
音読みテン・デン
訓読みか(り)・たがや(す)・つくだ
人名読み
「佃」の読み方

訓読みの()内のひらがなは送り仮名です。

にんべんに田の漢字「佃」の読み方は音読みだとテン・デン、訓読みだとか(り)・たがや(す)・つくだです。人名にも使えますが、独自の読み方はありません。

また、人に「佃」を説明するときはにんべんに田、佃煮のつくだで伝わるでしょう。変換するときは「つくだ」や「つくだに」で出すと早いです。

それでは、「佃」の成り立ちや意味も見ていきましょう。

成り立ち

人を表す「亻」と田畑を表す「田」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「亻」と音を表す「田」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。

意味

耕作する田・荘園(しょうえん)制度の下で領主が直接経営する田・かり

「佃」を含む熟語

「佃」を含む熟語は「佃煮」や「佃節」、「不堪佃田」などがあります。

佃煮(つくだに)

佃煮は魚や貝、海藻などを醤油と砂糖で甘辛く煮付けた日本の食べ物。

佃節(つくだぶし)

佃節は江戸中期以降、隅田川を往来した遊船の中で芸者などが弾いた三味線の手。歌舞伎下座音楽の一つ。

不堪佃田(ふかんでんでん)

不堪佃田は平安時代、天災などによって荒廃し、播種されなかった田地。

まとめ

にんべんに田の漢字「佃」の読み方は音読みのテン・デン、訓読みのか(り)・たがや(す)・つくだの5つがあります。人名にも使えますが、人名独自の読み方はありません。

会意兼形声文字で、意味は耕作する田・荘園(しょうえん)制度の下で領主が直接経営する田・かり。「佃」を含む熟語は「佃煮」や「佃節」、「不堪佃田」などがあります。

また、「佃」の漢字をすぐに使いたい方はすぐ下の右にあるボタンからコピーしてください。

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