にんべんに谷の読み方は?「俗」の3つの音読み訓読み

にんべんに谷の漢字「俗」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。

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目次

にんべんに谷の漢字「俗」の読み方

漢字
音読みゾク
訓読みいや(しい)・なら(わし)
人名読みみち・よ
「俗」の読み方

訓読みの()内のひらがなは送り仮名です。

にんべんに谷の漢字「俗」の読み方は音読みだとゾク、訓読みだといや(しい)・なら(わし)、人名読みだとみち・よです。

また、人に「俗」を説明するときはにんべんに谷で伝わるでしょう。変換するときは「ぞく」で出すと早いです。

それでは、「俗」の成り立ちや意味も見ていきましょう。

成り立ち

人を表す「亻」とならわしを表す「谷」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「亻」と音を表す「谷」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。

意味

ならわし・ありきたり・世の中・いやしい・世間一般

「俗」を含む熟語

「俗」を含む熟語は「経俗」や「俗世間」、「公序良俗」などがあります。

経俗(けいぞく)

経俗はふだん風習や世渡りをすることを意味する言葉。

俗世間(ぞくせけん)

俗世間は一般の人々が日常の暮らしをしているこの世。修行・求道に無関心な世俗の世界。

公序良俗(こうじょりょうぞく)

公序良俗は公の秩序または善良の風俗を略した言葉。法律用語で、国家社会の安定的な維持と、善良かつ健全な国民生活の営みを意味します。

まとめ

にんべんに谷の漢字「俗」の読み方は音読みのゾク、訓読みのいや(しい)・なら(わし)の3つがあり、他に人名読みでみち・よがあります。

会意兼形声文字で、意味はならわし・ありきたり・世の中・いやしい・世間一般。「俗」を含む熟語は「経俗」や「俗世間」、「公序良俗」などがあります。

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