りっしんべんに弟の漢字「悌」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
りっしんべんに弟の漢字「悌」の読み方
漢字 | 悌 |
---|---|
音読み | テイ・ダイ |
訓読み | ─ |
人名読み | とも・やす・やすし・よし |
りっしんべんに弟の漢字「悌」の読み方は音読みだとテイ・ダイ、訓読みはありません。人名読みだととも・やす・やすし・よしです。
また、人に「悌」を説明するときはりっしんべんに弟で伝わるでしょう。変換するときは「てい」で出すといいです。
それでは、「悌」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
心を表す「忄」と出生の順番の遅い弟を表す「弟」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「忄」と音を表す「弟」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
したがう・年長者に従順なこと・兄弟仲のよいこと・やわらぐ
「悌」を含む言葉
「悌」を含む言葉は「孝悌」や「悌順」、「悌悌」などがあります。
孝悌(こうてい)
孝悌は親や兄姉といった年長者に対する崇敬。儒教における根本的な徳目のひとつ。
悌順(ていじゅん)
悌順は兄や目上の人に対して従順なこと。
悌悌(ていてい)
悌悌は年長者に柔順に仕えること。また、兄弟や長幼の間の情が厚いこと。
まとめ
りっしんべんに弟の漢字「悌」の読み方は音読みのテイ・ダイの2つがあり、他に人名読みでとも・やす・やすし・よしがあります。
会意兼形声文字で、意味はしたがう・年長者に従順なこと・兄弟仲のよいこと・やわらぐ。「悌」を含む言葉は「孝悌」や「悌順」、「悌悌」などがあります。
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