魚へんに單(単の旧字体)の漢字「鱓」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
魚へんに單(単の旧字体)の漢字「鱓」の読み方
漢字 | 鱓 |
---|---|
音読み | セン |
訓読み | うつぼ・ごまめ |
魚へんに單(単の旧字体)の漢字「鱓」の読み方は音読みだとセン、訓読みだとうつぼ・ごまめです。名付けには使えない漢字。
また、人に「鱓」を説明するときは魚へんに單(単の旧字体)、単の上の3つの点を口2つにした漢字で伝わるでしょう。変換して出すのが難しいため、コピー推奨。
それでは、「鱓」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
意味を表す「魚」と音を表す「單」を組み合わせた形声文字
意味
うつぼ・ウツボ科の海水魚・ごまめ・カタクチイワシを干したもの
「鱓」を含む言葉
「鱓」を含む言葉は「照り鱓」や「鱓の歯ぎしり」、「鱓の魚交じり」などがあります。
照り鱓(てりごまめ)
照り鱓(照鱓)は砂糖・醤油・みりんをまぜて煮詰めた汁で煎ったごまめにからめ、つやをつけた料理。正月料理の1つ。
鱓の歯ぎしり(ごまめのはぎしり)
鱓の歯ぎしりは力のない者がいたずらに憤慨し、悔しがることのたとえ。歯噛みして憤ってみても、現実にはほとんど何の影響も及ぼさないことをいう。
鱓の魚交じり(ごまめのととまじり)
鱓の魚交じりは小物が大物の中にまじって一人前のつもりでいること。つまらない者がふさわしくない地位にいることのたとえ。
まとめ
魚へんに單(単の旧字体)の漢字「鱓」の読み方は音読みのセン、訓読みのうつぼ・ごまめの3つがあります。名付けには使えない漢字です。
形声文字で、意味はうつぼ・ウツボ科の海水魚・ごまめ・カタクチイワシを干したもの。「鱓」を含む言葉は「照り鱓」や「鱓の歯ぎしり」、「鱓の魚交じり」などがあります。
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