さんずいに軍の読み方は？「渾」の4つの音読み訓読み

さんずいに軍の漢字「渾」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。

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さんずいに軍の漢字「渾」の読み方

漢字	渾
音読み	コン
訓読み	すべ（て）・にご（る）・ま（じる）
人名読み	─

訓読みの（）内のひらがなは送り仮名です。

さんずいに軍の漢字「渾」の読み方は音読みだとコン、訓読みだとすべ（て）・にご（る）・ま（じる）です。名付けにも使える漢字ですが、独自の読み方はありません。

また、人に「渾」を説明するときはさんずいに軍で伝わるでしょう。変換するときは「こんしん」で出して身を消すと早いです。

それでは、「渾」の成り立ちや意味も見ていきましょう。

成り立ち

意味を表す「氵」と音を表す「軍」を組み合わせた形声文字

意味

水が湧き出て盛んに流れるさま・まじる・にごる・すべて・統べる

「渾」を含む言葉

「渾」を含む言葉は「渾身」や「渾名」、「渾渾沌沌」などがあります。

渾身（こんしん）

渾身はからだ全体。全身。満身。

本来の意味でない全力という意味で使われやすく、「渾身の一撃」や「渾身の一品」という言葉は漫画やゲームでもわりと出てきます。

渾名（あだな）

渾名（仇名）は本名のほかに、その人の特徴をとらえてつけた名まえ。

ひらがな表記されることが多いですが、漢字で書くと「渾名（仇名）」です。

渾渾沌沌（こんこんとんとん）

渾渾沌沌は入り乱れて明らかでないさま。元々は天地がまだわかれていない原初の状態を指す言葉でした。

まとめ

さんずいに軍の漢字「渾」の読み方は音読みのコン、訓読みのすべ（て）・にご（る）・ま（じる）の4つがあります。名付けにも使えますが、名前独自の読み方はありません。

形声文字で、意味は水が湧き出て盛んに流れるさま・まじる・にごる・すべて・統べる。「渾」を含む言葉は「渾身」や「渾名」、「渾渾沌沌」などがあります。

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渾