さんずいに完の漢字「浣」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
さんずいに完の漢字「浣」の読み方
漢字 | 浣 |
---|---|
音読み | カン |
訓読み | あら(う)・すす(ぐ) |
さんずいに完の漢字「浣」の読み方は音読みだとカン、訓読みだとあら(う)・すす(ぐ)です。名付けには使えない漢字。
また、人に「浣」を説明するときはさんずいに完成の「かん」、浣腸の「かん」で伝わるでしょう。変換するときは「かんちょう」で出して腸を消すのが早いです。
それでは、「浣」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
意味を表す「氵」と音を表す「完」を組み合わせた形声文字
意味
あらう・すすぐ
「浣」を含む言葉
「浣」を含む言葉は「浣腸」や「浣衣」、「下浣」などがあります。
浣腸(かんちょう)
浣腸は肛門から薬液を腸内に注入すること。腸を刺激することで腸の動きを活発にします。
浣衣(かんい)
浣衣(澣衣)は衣服を洗うこと。また、洗った衣服。
下浣(げかん)
下浣(下澣)は月末の10日間。下旬。中国の唐の制度で、月のうち、10日ごとに官吏に休暇を与え、自宅で入浴させたところから。
月初の10日間は上浣(上澣)、なかばの10日間は中浣(中澣)です。
まとめ
さんずいに完の漢字「浣」の読み方は音読みのカン、訓読みのあら(う)・すす(ぐ)の3つがあります。名付けには使えない漢字です。
形声文字で、意味はあらう・すすぐ。「浣」を含む言葉は「浣腸」や「浣衣」、「下浣」などがあります。
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