さんずいに斬るの読み方は？「漸」の6つの音読み訓読み

さんずいに斬るの漢字「漸」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。

記事の最後に「漸」の漢字をコピーできるボタンを用意しました。変換が面倒な方やすぐに使いたい人はご利用ください。

さんずいに斬るの漢字「漸」の読み方

漢字	漸
音読み	ゼン・ザン・セン
訓読み	ようや（く）・すす（む）・やや
人名読み	すすむ・つぐ

訓読みの（）内のひらがなは送り仮名です。

さんずいに斬るの漢字「漸」の読み方は音読みだとゼン・ザン・セン、訓読みだとようや（く）・すす（む）・やや、人名読みだとすすむ・つぐです。

また、人に「漸」を説明するときはさんずいに斬る（補足で刀で斬るや切断などじゃないほうのきる）で伝わるでしょう。変換するときは「ようやく」で出して送り仮名を消すと早いです。

それでは、「漸」の成り立ちや意味も見ていきましょう。

成り立ち

流れる水を表す「氵」と刀できるを表す「斬」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「氵」と音を表す「斬」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。

意味

ようやく・しだいに・すすむ・少しずつ進む

「漸」を含む言葉

「漸」を含む言葉は「漸く」や「漸進」、「漸入佳境」などがあります。

漸く（ようやく）

漸くは長い間待ち望んでいた事態が遂に実現するさま。やっとのことで。苦労した結果、目標が達成できるさま。かろうじて。

例：漸く復興の路を歩み始めた

漸進（ぜんしん）

漸進は順を追ってだんだんに進むこと。少しずつ進歩すること。

急進の反対語です。

漸入佳境（ぜんにゅうかきょう）

漸入佳境は話や状況などがだんだん興味深い部分にさしかかってくること。

まとめ

さんずいに斬るの漢字「漸」の読み方は音読みのゼン・ザン・セン、訓読みのようや（く）・すす（む）・ややの6つがあり、他に人名読みですすむ・つぐがあります。

会意兼形声文字で、意味はようやく・しだいに・すすむ・少しずつ進む。「漸」を含む言葉は「漸く」や「漸進」、「漸入佳境」などがあります。

また、「漸」の漢字をすぐに使いたい方はすぐ下の右にあるボタンからコピーしてください。

漸