さんずいに肴の漢字「淆」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
さんずいに肴の漢字「淆」の読み方
漢字 | 淆 |
---|---|
音読み | コウ |
訓読み | にご(る)・ま(じる)・みだ(す) |
さんずいに肴の漢字「淆」の読み方は音読みだとコウ、訓読みだとにご(る)・ま(じる)・みだ(す)です。名付けには使えない漢字。
また、人に「淆」を説明するときはさんずいに酒の肴の方の「さかな」で伝わるでしょう。変換するときは「こんこう」で出して混を消すと早いです。
それでは、「淆」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
意味を表す「氵」と音を表す「肴」を組み合わせた形声文字
意味
まじる・入りみだれる・みだす・にごる
「淆」を含む言葉
「淆」を含む言葉は「混淆」や「玉石混淆」、「神仏混淆」などがあります。
混淆(こんこう)
混淆(混交)は異なるものが入りまじること。ごちゃごちゃになること。異なるものを入り混じらせること。
玉石混淆(ぎょくせきこんこう)
玉石混淆(玉石混交)は優れたものと取るに足らないものが入り混じっていることのたとえ。宝石と石ころが混じり合っているという意味から。
ネットの情報のように良いものと悪いものが入り混じっているものに使います。
神仏混淆(しんぶつこんこう)
神仏混淆(神仏習合)は日本固有の神道と仏教の仏菩薩とを同一視し、両者を同じところに配祀して信仰すること。
まとめ
さんずいに肴の漢字「淆」の読み方は音読みのコウ、訓読みのにご(る)・ま(じる)・みだ(す)の4つがあります。名付けには使えない漢字です。
形声文字で、意味はまじる・入りみだれる・みだす・にごる。「淆」を含む言葉は「混淆」や「玉石混淆」、「神仏混淆」などがあります。
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