てへんに出るの漢字「拙」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
てへんに出るの漢字「拙」の読み方
漢字 | 拙 |
---|---|
音読み | セツ |
訓読み | つたな(い)・まず(い) |
人名読み | ─ |
てへんに出るの漢字「拙」の読み方は音読みだとセツ、訓読みだとつたな(い)・まず(い)です。名付けに使えますが、名前独自の読み方はありません。
また、人に「拙」を説明するときはてへんに出る、拙者の「せつ」で伝わるでしょう。変換するときは「せっしゃ」で出して者を消すといいです。
それでは、「拙」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
5本の指のある手を表す「扌」と足がくぼみから出るを表す「出」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「扌」と音を表す「出」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
つたない・まずい・自分のことを謙遜していう言葉
「拙」を含む言葉
「拙」を含む言葉は「拙者」や「巧拙」、「稚拙」などがあります。
拙者(せっしゃ)
拙者は自分をへりくだって言う語で、武士が多く用いた。尊大な態度で用いることもある。
巧拙(こうせつ)
巧拙はたくみなこととつたないこと。上手と下手。
稚拙(ちせつ)
稚拙は幼稚で未熟なこと。
稚拙な文章という言葉で使われやすいです。稚拙な作品の場合は「拙作(せっさく)」を使います。
まとめ
てへんに出るの漢字「拙」の読み方は音読みのセツ、訓読みのつたな(い)・まず(い)の3つがあります。名付けに使える漢字ですが、独自の読み方はありません。
会意兼形声文字で、意味はつたない・まずい・自分のことを謙遜していう言葉。「拙」を含む言葉は「拙者」や「巧拙」、「稚拙」などがあります。
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