てへんに国の漢字「掴」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
てへんに国の漢字「掴」の読み方
漢字 | 掴 |
---|---|
音読み | カク |
訓読み | つか(む) |
てへんに国の漢字「掴」の読み方は音読みだとカク、訓読みだとつか(む)です。名付けには使えない漢字。
また、人に「掴」を説明するときはてへんに国で伝わるでしょう。変換するときは「つかむ」で出して送り仮名を消すといいです。
それでは、「掴」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
5本の指のある手を表す「扌」とくにを表す「國(国の旧字体)」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「扌」と音を表す「國」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
「掴」の右側(つくり)が国の旧字体の漢字「摑」は標準字体です。漢字検定ではどちらを書いても正解となります。
意味
つかむ・うつ・たたく
「掴」を含む言葉
「掴」を含む言葉は「鍋掴み」や「鷲掴み」、「掴み合い」などがあります。
鍋掴み(なべつかみ)
鍋掴みは熱くなった鍋の取っ手などを持つときに使うもの。
「つかみ」はひらがなで表記することが多いですが、漢字で書くと「掴み」です。
鷲掴み(わしづかみ)
鷲掴みはワシが獲物をつかむように、手のひらを大きく開いて荒々しくつかむこと。しっかりとらえること。
掴み合い(つかみあい)
掴み合いはつかみあい取っ組み合ってするけんかのこと。
まとめ
てへんに国の漢字「掴」の読み方は音読みのカク、訓読みのつか(む)の2つがあります。名付けには使えない漢字です。
会意兼形声文字で、意味はつかむ・うつ・たたく。「掴」を含む言葉は「鍋掴み」や「鷲掴み」、「掴み合い」などがあります。
また、「掴」の漢字をすぐに使いたい方はすぐ下の右にあるボタンからコピーしてください。