てへんに念の漢字「捻」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。
目次
てへんに念の漢字「捻」の読み方
漢字 | 捻 |
---|---|
音読み | ネン・デン |
訓読み | ねじ(る)・ひね(る) |
人名読み | ─ |
てへんに念の漢字「捻」の読み方は音読みだとネン・デン、訓読みだとねじ(る)・ひね(る)です。名付けに使える漢字ですが、名前独自の読み方はありません。
また、人に「捻」を説明するときはてへんに念、捻挫の「ねん」で伝わるでしょう。変換するときは「ねじる」や「ひねる」で出して送り仮名を消すといいです。
それでは、「捻」の成り立ちや意味も見ていきましょう。
成り立ち
5本の指のある手を表す「扌」と心の中に含むを表す「念」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「扌」と音を表す「念」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。
意味
ねじる・ひねる・よじる
「捻」を含む言葉
「捻」を含む言葉は「捻挫」や「捻出」、「一捻り」などがあります。
捻挫(ねんざ)
捻挫は不自然な形にひねることで関節の靱帯や腱、軟骨などが傷つくケガのこと。関節に力が加わっておこるケガで、骨折や脱臼を除いたもの。
捻出(ねんしゅつ)
捻出は知恵をしぼって考え出すこと。やりくりして、金銭や時間などをつくること。
一捻り(ひとひねり)
一捻りは一度ひねること。簡単に相手を打ち負かすこと。趣向を少し変えて工夫すること。
まとめ
てへんに念の漢字「捻」の読み方は音読みのネン・デン、訓読みのねじ(る)・ひね(る)の4つがあります。名付けに使えますが、独自の読み方はありません。
会意兼形声文字で、意味はねじる・ひねる・よじる。「捻」を含む言葉は「捻挫」や「捻出」、「一捻り」などがあります。
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