てへんに察の読み方は?「擦」の7つの音読み訓読み

てへんに察の漢字「擦」の読み方や成り立ち、意味などをお伝えします。

記事の最後に「擦」の漢字をコピーできるボタンを用意しました。変換が面倒な方やすぐに使いたい人はご利用ください。

目次

てへんに察の漢字「擦」の読み方

漢字
音読みサツ
訓読みかす(れる)・こす(る)・さす(る)・す(る)・す(れる)・なす(る)
人名読みあきら
「擦」の読み方

訓読みの()内のひらがなは送り仮名です。

てへんに察の漢字「擦」の読み方は音読みだとサツ、訓読みだとかす(れる)・こす(る)・さす(る)・す(る)・す(れる)・なす(る)、人名読みだとあきらです。

また、人に「擦」を説明するときはてへんに観察の察、摩擦の「さつ」で伝わるでしょう。変換するときは「まさつ」で出して摩を消すといいです。

それでは、「擦」の成り立ちや意味も見ていきましょう。

成り立ち

5本の指のある手を表す「扌」と物をする時の音の擬声語を表す「察」を組み合わせて作られた会意文字であり、意味を表す「扌」と音を表す「察」を組み合わせた形声文字でもあるため、会意兼形声文字。

意味

する・すれる・こする・さする・なする・すり合わせる

「擦」を含む言葉

「擦」を含む言葉は「摩擦」や「塗擦」、「靴擦れ」などがあります。

摩擦(まさつ)

摩擦は物と物とがすれ合うこと。また、こすり合わせること。人々の間で意見や願望が対立・衝突して起こる、不和・紛争。

塗擦(とさつ)

塗擦は塗りつけて、すり込むこと。(※伸ばして塗るだけのときは「塗布」です)

例:軟膏を塗擦する

靴擦れ(くつずれ)

靴擦れは靴が足に合わずに足がすれて傷ができること。また、その傷のこと。

靴ずれとひらがなで書かれることが多いですが、漢字で書くと「靴擦れ」です。

まとめ

てへんに察の漢字「擦」の読み方は音読みのサツ、訓読みのかす(れる)・こす(る)・さす(る)・す(る)・す(れる)・なす(る)の7つがあり、他に人名読みであきらがあります。

会意兼形声文字で、意味はする・すれる・こする・さする・なする・すり合わせる。「擦」を含む言葉は「摩擦」や「塗擦」、「靴擦れ」などがあります。

また、「擦」の漢字をすぐに使いたい方はすぐ下の右にあるボタンからコピーしてください。

よかったらシェアしてください!
  • URLをコピーしました!
目次